$Info で使えるメンバー変数の探し方
(Datum ワークステーション)

ポリゴンのベクター変数 (V) があった場合、ポリゴン数を求める方法には次の2つの方法があります。
1つは、関数を使う方法、もう1つは $Info を使ったオブジェクト指向的な表記の仕方です。

(1) 関数を使う方法

  1. SML Editor において、Script Reference を開く。
  2. Functions > Vector を選びます。
  3. 下にスクロールする。NumVectorPolys、NumVectorPoints などの計数関係のコマンドが並んでいます。ここから自分が必要とする関数を選びます。
  4. ラスタの場合についても、Functions > Raster の下にラスターの計数コマンドが並んでいます。

(2) オブジェクト指向的な記述

  1. この場合の記述方法について調べるには、Classes から入ります。
  2. SML Editor において、Script Reference を開く。
  3. Classes をクリックし、RVC Files and Objects を経由して、最後に RVC_VECTOR をクリックします。
    • ベクター変数 → RVC_VECTOR クラス
    • ラスター変数 → RVC_RASTER クラス
  4. ウィンドウを下に大きく引き伸ばすと、Class Constructor (クラスコンストラクタ), Method Functions (メソッド関数), Member Variables (メンバー変数)の分類が見えます。
  5. Member Variables の下の $Info をクリックします。
  6. リンクされたページが開きます。
    一番上に、
    $Info : class VECTORINFO   Read only
    The info object. See VECTORINFO.
    と書かれています。
  7. リンクの付いた青地で表示された "VECTORINFO" の上をクリックします。NumPolys を含む全てのメンバー変数のリストが表示されます。
  8. ラスターについても同様です。RVC_RASTER からたどっていくと、ライン数、カラム数に対するメンバー変数にたどり着きます。
  9. ラスターの場合の使用例
    numLins = R.$Info.NumLins;   # ライン数
    numCols = R.$Info.NumCols;   # カラム数

作成
株式会社オープン・ジー・アイ・エス