スリバーポリゴンの削除方法
(TNTmips)
- データは、富山県森林研究所様ご提供のものを使用させていただきました。
- 実行日 : 2012.9.6
- web掲載日 : 2013.8.8
スリバーポリゴンの削除
操作方法
- スリバーポリゴンを含むベクタをEditorで編集用に開きます。
- ポリゴンのデータベースを開き、地番テーブル("xxx 地番")の上で右クリックして、[Mark All Unattached Elements]を選びます。

- 地番テーブルで属性レコードが付いていないポリゴンが、全57327個中29958個(52%; 半分以上属性が付いていない)あります。
問題のポリゴンは北西縁に沿って集中しています。 - 検索されたポリゴンをよく見ると、スリバーのような細長い、面積の小さいポリゴンの他に、湖のようなスリバーでない、面積の大きなポリゴンも含まれています。
この2種類を区別しないといけません。
- POLYSTATSテーブルを見ます。
上の方に並んだ面積(Area)が0に近いポリゴンは多分すべてスリバーです。
削除すべきスリバーポリゴンの面積の上限は分からないというのが正直な所でしょう。
- スリバーポリゴンを1つ選んでPOLYSTATSを見ますと、Area は0.17..、CompactRatio は、12.798 です。

- CompactRatio(CR) はポリゴンの形状を見るパラメーターです。
メールマガジン 第272号「ポリゴンの形状指数」 2006/10/20 - スリバーポリゴンの削除に使うThinnessRatio(TR)との関係は、
CompactRatio = (ポリゴンの周長)/(同じ面積の円の周長)
= (ポリゴンの周長)/(2 x sqrt( π x 面積 ))
です。これから使う"ThinnessRatio" は資料によると、
ThinnessRatio = 4πx 面積 /(ポリゴンの周長)の2乗
ですので、
TR = 1 / CR の2乗
になります。 --------------------- TR CR --------------------- <細長くなります> ↑ ↑ 0.01 10.00 0.05 4.47 0.1 3.16 0.2 2.24 0.3 1.83 0.4 1.58 0.5 1.41 0.6 1.29 0.7 1.20 0.8 1.12 0.9 1.05 1 1.00 → 円 ----------------------
- ということですので、まずは、CompactRatio が10以上で検索してみました。


- 24820個、検索されました。かなりの数です。
これで1回スリバーポリゴンの削除をしてみましょう。
- <Vector Tools>ウィンドウで、Sliver Polygons アイコンを押します。

- 選択肢から"Thinness Ratio"を選びます。

- 0.01 と入れます。

- [Filter]ボタンを押してみましょう。これはテストです。
[Report]ボタンを押してみます。先ほどと同じ数だけのポリゴンが削除される予定です。
- [All]ボタンを押します。しばらくして処理バーが動きます。

- という感じでスリバーポリゴンを除去していきます

- 再度、地番テーブルで属性の付いていないポリゴンをあたってみると、スリバーポリゴンは確かに減りました。

- この状態で、目視確認をして、スリバーがまだ残っていれば、ThinnesRatio を少し大きくするか、微小ポリゴンがあれば Area(面積)も考慮して実行します。
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