Subject: [ts-mag:00028] OpenGIS Mail Magazine for T.S.U 【第 26号】
    Date: Wed, 09 Jan 2002 00:28:23 +0900
    From: Taichi FURUHASHI

OpenGIS Mail Magazine for Technical Support Users      2001/12/5
Keywords: OpenGIS,TNTmips,GeoCatalog,tntserver,timbertech,canon


オープンGIS
テクニカル・サポート専用メールマガジン

第26号「 こ ん な と こ ろ に 昔 の デ ー タ が... 」
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                       株式会社 オープンGIS




先日、久々に
秋葉原へハードディスクを買いに行きました。

時間もあまりなかったので、じっくりと他店の値段を比較することもなく
有名ショップへ訪れて、すぐに買っていこうと価格表を眺めてみると、
それでもびっくりするほど値段が下がっているのですね。

40GB の IDE ハードディスクが、普通のお店で 9,980円とは...

さすがにあまりに安いのは避け、ちょっと高めでそこそこスペックの良
い 40GB ハードディスク を 14,000 円 で購入しました。



扱うデータ量の多い GIS の世界では、なるべくハードディスクの容量の
大きいほうが作業がはかどりますが、それが個人レベルで十分に用意で
きる時代になってきました。

しかし、いくら保存できる入れ物が大きくなっても、常に付きまとうのは
整理整頓。たくさんのデータが保存されていても、どこに保存したのか
忘れてしまうとせっかくのデータもうまく生かされません。



そこで、今回ご紹介したいのが ジオカタログ(GeoCatalog) 機能。

名前のとおり、GIS で使用する地理データをカタログ化して空間検索を
可能にする便利なツールです。TNTmips ver6.4 以降をお使いの方は是非
使ってみてください。



使い方は簡単。

まず、メインメニューより、Support/Geospatial Catalog Manager を
選択します。

次に、新規に作成するカタログファイル名を指定して、カタログ化する
フォルダ(ディレクトリ)を指定します。親フォルダを指定すれば、子フ
ォルダも孫フォルダもすべてチェックしますのでご安心ください。

これで、カタログ作成は終了です。



続いて、カタログの閲覧方法ですが、これがちょっとわかりにくい。
普段使用している ディスプレイウィンドウ(Display/Spatial Data...
New 2D Group) の2つのウィンドウのうち、Group View ウィンドウから
Add Layer ボタンをクリックします。

ここで、Group Control ウィンドウのほうの Add Layer ボタンを押して
もこの先の作業へはすすみません。

繰り返しになりますが、Group View ウィンドウの Add layer ボタンより
Add from GeoCatalog... を選択すると、いよいよジオカタログを活用す
るウィンドウが姿を現します。



最後に操作方法ですが、まず先ほど作成したカタログファイルを選択します。

あとは、Search タブ内のパラメータを設定して条件を決めます。
( Region で範囲を広めに指定してから、Minimum Coverage を 0 に、
 Minimum Containment を 100 に指定するのが直感的にわかりやすい )


これで Results タブへ移動すれば検索をかけてくれます。

カタログに含まれているすべてのオブジェクトを表示したいときは、
Search Extents チェックをオフにしてから Results タブへ移動すれば OK



ずらっと並ぶ一覧の中から、
表示したいオブジェクトを選択するも良し、

とりあえず、
どんなデータがあるのか眺めてみるも良し。

すっかり存在を忘れてしまったデータと、
久々のご対面をするも良し。


なかなか見ごたえある機能です。








今週のプチ・テクニック
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
"
" TNTmips ver6.5 を使用していると、
" ファイルやオブジェクトの選択時になかなかウィンドウが
" 開かないときがあります。
"
" こんなときは、ちょっとウィンドウのバーを動かしてあげると、
" なぜだかすぐに表示されます。
"
" ちょっとしたことですが、妙に気になりますよね...
"
"
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""




New Things 最新情報
=================================================================
=
= ドライバのインストール方法を加えて、
= TNTserver インストールガイドを修正しました。
= http://www.opengis.co.jp/htm/win_inst/tntserver_install.htm
=
= メルマガ23号で紹介いたしました、レーザー測距システムを用いた
= TNTmips での使用例を WEB 解説として作成しました。
= http://www.opengis.co.jp/htm/basic/timber.htm
=
= とくに、テキストデータをベクタ・ポイントデータとして、
= インポートする方法も同時にまとめてみました。
= http://www.opengis.co.jp/htm/basic/import_text_log.htm
=
=================================================================




バグ・トラブル情報
???
??? Canon の カラーインクジェットプリンタ BJ S300/S600 をお使い
??? の方はご注意ください。
???
??? TNTmips より、直接印刷を行うと正しい色で印刷されないことがあ
??? ります。現在のところ、最新のドライバを使用しても改善されませ
??? んので、このような症状の場合は、Printer の Model 設定を PDF
??? や、TIFF など他形式を選択して、一度ファイルへ保存後、他のソ
??? フトウェアにて印刷していただけますでしょうか。
???
??? 参考までに Illustrator 形式でのレイアウト保存方法
??? http://www.opengis.co.jp/htm/basic/illust.htm
???
??? 以前より、マイクロイメージ社へは修正依頼しているのですが、
??? Canon のドライバによっても症状が変化するため、
??? 原因特定までいたっていないのが現状です。
???
??? お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。
???
???
???




今週の話題 on メーリングリスト
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~ 写真測量学会で話題になりました、測地系についての追加情報が
~ メーリングリストにて流れました。
~
~ 来年4月1日に施行予定の測地成果2000 では、
~ 今までの日本測地系から WGS 測地系 への変換プログラムが
~ 国土地理院より提供されます。
~
~ TNTmips では、このような測地系の変化にどのように対応していくか
~ じっくりと考えていく必要があります。
~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 メーリングリストに参加されたい方は、
 info@opengis.co.jp までご連絡ください。
 弊社からの対応は バグ対応と、新製品告知のみですが、
 ユーザーさまの間での情報交換の場として
 多くの方に利用されています。




さて、国土地理院さんが発行しております数値地図50000(地図画像)が、
12月1日より、ようやく全国整備されました。

今まで、数値地図25000 の 地図画像を使用されていた方も多いと思いま
すが、もう少し粗くても良いという方も多かったと思います。

加えて、北方四島の地図画像も登場するため楽しみです。

お値段ですが、CD-ROM 1枚で 7,500円(税込)だそうです。

数値地図50k 地図画像 インポートSML もますます活躍しそうな勢いです
http://www.opengis.co.jp/htm/basic/topo50k.htm




■■■ テクニカル・サポート・ユーザー様への新サービス追加!!
■
■ 秋季学会&企業展示のでオリジナルグッズ・プレゼント
■
■ 日頃電子メールや電話/FAXなどで対応させていただいております
■ が、ユーザー様と直接お会いする絶好のチャンスですので、弊社
■ も積極的に企業展示を行っていきたいと考えております。
■
■ そこで、せっかく展示ブースに足を運んでいただいたユーザー様
■ に何かできないかな、と考えまして作りました。
■
■ USB キーを持ち歩くときに安心・便利な
■ 特製ネック・ストラップ!!
■
■
■ しかも、テクニカル・サポート・ユーザー様 限定です。
■
■ 各イベントで、オープンGIS 展示ブースにお越しの際は、ヒトコ
■ ト「サポート・ユーザーです」とお声をおかけいただければ、も
■ れなく特製ネック・ストラップを差し上げます。
■
■ 当日までにサポート期限が切れてしまった方、ごめんなさい。
■
■
■ また、今後も特製オリジナル・グッズをテクニカル・サポート・
■ ユーザーの皆様へご提供していきたいと考えておりますので、
■ こんなものがあったら便利だ!! といったご要望などありました
■ ら、どしどしお寄せください。
■
■ 尚、現在弊社の企業展示は、
■  ○日本リモートセンシング学会【12月6日-7日】
■ を予定しております。
■
■■■




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年間テクニカル・サポートに加入されている、
ユーザーさまのみを対象としております。

基本的には、登録アカウント1つに対して
1ユーザーを配信対象としておりますが、
例えば、研究室の予算で加入された場合などは、
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1アカウントに対して合計3名以上の配信は行いません。
学生さん2名が同じくらい使用する場合は、
申し訳ありませんが、じゃんけん等で1人に決めてください。



また、テクニカル・サポートの期限を半年以上過ぎてしまった場合は、
メールマガジンの配信を停止させていただきます。

メールマガジンが配信されなくなった時は、
サポート期限が半年過ぎたとお考えください。



転勤、ドメイン変更などでメールアドレスが変わった場合は、
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>サービスその2:TNTmipsに関するどんな質問にも対応します。
>サービスその3:対応は最優先で行います。
>サービスその4:専用FAX質問用紙をお送りします。
>サービスその5:電話・電子メールも、もちろん最優先で対応いたします。
>サービスその6:週に1回メールマガジンを配信します。
>サービスその7:展示ブースへご来場の方には特製オリジナルグッズを進呈。
>サービスその8:現在計画中です...



「これで年間9万円は安い!!」と感じていただけるような
サービスを提供していきたいと考えております。

よろしくお願いいたします。




============ おことわり =============

※OpenGIS Mail Magazine for T.S.Uでは、
 TNTmipsに関わる新しいニュースを、
 毎週金曜日の朝に、皆さまへご提供させていただきます。

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