Subject: [ts-mag:00212] OpenGIS Mail Magazine for T.S.U 【第 201号】
Date: Sat, 21 May 2005 08:50:38 +0900
From: WAZA Toshihiko

OpenGIS Mail Magazine for Technical Support Users     2005/05/20
Keywords:OpenGIS,TNTmips,MailMagazine,ScreenCam,ErrorReport,Demo


オープンGIS
テクニカル・サポート専用メールマガジン

第201号「  ス ク リ ー ン カ ム の 紹 介 (3) 」
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                            株式会社 オープンGIS



過去2回にわたって、スクリーン録画ソフト「スクリーンカム(R)」の基
本的な操作方法についてご紹介してきました。

第1回
 ○インストールのし方 
 ○ScreenCamの基本的な使い方(全画面モードでの録画、再生)

第2回 
 ○ブラウザでの再生、自己再生ファイルの作成
 ○簡単な編集操作

今週は、最終週として、

 ○他の録画モードの使い方
 ○アンインストール

についてご紹介させていただきます。


・・・


 ○他の録画モードの使い方

全部で3種類あり、今までは(C)の全画面の場合について説明しました。

(A) 1つのウィンドウを録画する場合--->Capture a single window

(B) 範囲指定の録画の場合--->Capture an area of the screen

(C) 全画面録画の場合 --->Capture full screen





(A)1つのウィンドウを録画する手順は、

▼「コントロールパネル」の[CONFIG]ボタンを押します。 




▼「EZ Config」ウィンドウで、「Capture a single window」を選びま
す。[OK]を押します。




▼ [AREA](範囲指定)ボタンを押します。 




▼「Select an area」ウィンドウが出ます。 




▼「Select tool」の中の円盤のボタンをクリックして、録画するウィン
ドウまでドラッグします。マウスボタンをはなすと、ウィンドウが何回
かブリンク(点滅)します。[OK]を押します。

以下、[REC](レコード)ボタンを押して、録画を開始します。

TNTmipsのWindowsデスクトップでは、このモードで1個1個のウィンド
ウを個別に選択できます。


(B) 範囲指定をする手順は、

▼「コントロールパネル」の[CONFIG]ボタンを押します。




▼「EZ Config」ウィンドウで、「Capture an area of the screen」を
選びます。[OK]を押します。




▼ [AREA](範囲指定)ボタンを押します。 




▼「Select an area」ウィンドウが出ます。 




▼「Select tool」の中の+のボタンをクリックします。画面上で録画し
たい範囲を、マウスでドラッグします。録画範囲が赤で半透明表示され
ます。




中央の[OK]ボタンを押します。

▼「Select an area」ウィンドウの[OK]ボタンを押します。

以下、[REC](レコード)ボタンを押して、録画を開始します。



 ○アンインストール

アンインストールはいたって簡単です。

「スタート」ボタンから「すべてのプログラム」、「ScreenCam Demo」、
「Uninstall ScreenCam」を選びます。 




あるいは、「コントロールパネル」の「プログラムの追加と削除」を使
用します。


・・・


以上、スクリーンカムの基本的な操作方法について3週にわたって説明
させていただきました。

Windows版のみですが、デモやエラーの連絡などに利用していただければ
幸いです。

スマートガイズ社のSupportのページには、英語ですが、もっと色々な楽
しい使い方が掲載されています。興味のある方はどうぞお試しください。
 http://www.smartguyz.com/index-5.html





エラー・バグ・トラブル
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(1)空間データエディタにおいて、追加したラインの色が薄く表示さ
れ、エラーでないかと思ってしまいます。

<対処法>
「ベクタレイヤコントロール」ウィンドウの「オブジェクト」タブにお
いて、[細い線を薄く表現する]ボタンをオフにします。





★ [細い線を薄く表現する]ボタンは、1ピクセルより細いラインを薄い
色で表示します。見映えよくラインを表示するための表現技法の1つで
す。

★ 隣の[アンチエイリアス]ボタンも、ラインに対して働きます。透明表
示の技法を利用して、ラインがモニター上で階段状に見える効果を減少
・削減し、なめらかな見映えを作ります。

これらはともにV6.9から導入された機能です。
 http://www.microimages.com/documentation/cplates/69antialias.pdf

初期設定をともにオフにするよう、マイクロイメージ社に機能要求しま
した: [機能要求番号:	PAT2351N]

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(2)TNTmips V7.0で、空間データエディタにおいて、追加したポイン
トが表示されない。

[エラー番号:PAT2350E]

<対処法>
▼「ベクタレイヤコントロール」ウィンドウを開き、

▼「ポイント」タブで、「スタイル:」の「指定」ボタンを押し、「ポ
イントスタイルエディタ」ウィンドウを表示する。

▼ポイントの高さを0でない数字に設定する。




修正されるまで、しばらくはこれでお使いください。

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□■Tips□■
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マスクの作り方

マスクとは、0と1の値しか持たないバイナリ(2値)ラスタのこと。
マスクを適用するラスタと同じサイズ(ラスタサイズ)で作成します。
値1のセルは表示(解析)し、0のセルは表示(解析)しない、といった使
い方をします。

作成のし方は、状況によって色々ありますが、たとえば、

▼ 空間デーエディタで、適用するラスタを背景にして、ラスタの範囲よ
り大きめにベクタを作り、ポリゴンに0、1の属性を付ける。

▼「解析処理」>「変換」>「ベクタ->ラスタ変換」を選択。

▼ この際、[リファレンスラスタを使用]ボタンを押し、リファレンスラ
スタとして、適用するラスタを指定するのが味噌です。これにより、出
力のラスタ(マスク)はリファレンスラスタと同じサイズになります。

=================================================================




◆◇ ご 案 内 ◆◇
..................................................................

 (社)日本リモートセンシング学会  第38回(平成17年度春季)学術講演
会 企業展示は終了しました。  

【会期】平成17年5月19日(木)〜5月20日(金)
【会場】東京理科大学セミナーハウス
 			千葉県野田市山崎2641
【学会ホームページ】http://www.rssj.or.jp


              【お詫び】

初日の19日は、都合により、急遽取りやめにしました。 ブースに来られ
た方がいらっしゃいましたら、誠に申し訳ありませんでした。

..................................................................




今週の話題 / メーリングリスト
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今週は、弊社より、以下の2点についてご案内させていただきました。

(1)V7.1からTNT製品がDVDでの提供になります。CD-ROMでの提供を
希望される方は、下記用紙にライセンスキー番号を記入して、弊社また
はマイクロイメージ社へFAXをお願いします。 




(2)インターネットによるTNT製品のリリース(第196号で既報)に
ついてご案内しました。 これまでの「CD-ROMによる配布」=正式リリ
ース とする考えではなく、「インターネットによるダウンロード開始」
=正式リリース とする考え方について説明させていただきました。

☆ホームページにも掲載しました: 
 http://www.opengis.co.jp/htm/info/web_release.htm

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 メーリングリストに参加されたい方は、
 info@opengis.co.jp までご連絡ください。
 弊社からの対応は バグ対応と、新製品告知のみですが、
 ユーザーさまの間での情報交換の場として
 利用されています。




■■■■■■■ 現 在 の T N T m i p s の 価 格 ■■■■■■

現在の ver7.0 の価格は 

・TNTmips シングルライセンス 827,400円(送料・税込)
・年間バージョンアップ(2回分) 136,500円(税込)
・年間テクニカルサポート 94,500円(税込)

ご不明の点などありましたら、
info@opengis.co.jp までご連絡ください。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■





困ったときの問題解決フローチャート

▼STEP1「ウェブサイトで検索してみる」
▼STEP2「ウェブサイトにある情報を眺めてみる」
▼STEP3「ドキュメントを読んでみる」
▼STEP4「メーリングリストへ聞いてみる」
▼STEP5「テクニカルサポート」



STEP1 「ウェブ検索テクニック」
 ▽オープンGIS検索システム
 http://www.opengis.co.jp/htm/namazu.cgi
 ▽メールマガジン検索システム
 http://www.opengis.co.jp/mail_mag/namazu.cgi
 ▽マイクロイメージ検索サイト
 http://www.microimages.com/search/
 ▽Google 検索
 http://www.google.co.jp/
 とくに、and検索(キーワードの間に空白)、not検索(キーワードの前に
 - や not を入れる)、とは検索(キーワードの後ろに "とは" をつける)
 を使いこなすと、便利です!


STEP2 「ウェブサイトの有用な情報源」
 ▽オープンGIS ウェブサイト「基本操作」
 http://www.opengis.co.jp/htm/basic/title.htm [日本語]
 ▽オープンGIS ウェブサイト「メニュー解説(Flash)」
 http://www.opengis.co.jp/flash/index.htm [日本語]
 ▽オープンGIS ウェブサイト「SML スクリプトの解説」
 http://www.opengis.co.jp/sml/sml_index.htm [日本語]
 ▽オープンGIS ウェブサイト「作業で必要となる情報を集約したポスター類」
 http://www.opengis.co.jp/htm/gallery/index.htm [日本語]
 ▽オープンGIS ウェブサイト「メルマガバックナンバー」
 http://www.opengis.co.jp/mail_mag/index.htm [日本語]


STEP3 「ドキュメントを読んでみる」
 ▽オープンGIS ウェブサイト「その他ドキュメント一覧ページ」
 http://www.opengis.co.jp/htm/documents.htm [日本語]
 ▽オープンGIS ウェブサイト「チュートリアルテキスト&リモセンテキスト」
 http://www.opengis.co.jp/htm/info/book.htm [日本語]
 ▽マイクロイメージウェブサイト「ワンポイントテクニック集」
 http://www.microimages.com/didyouknow/
 ▽マイクロイメージウェブサイト「TNT入門(Getting Started)」
 http://www.opengis.co.jp/htm/getstart/getstart.htm [日本語]
 http://www.microimages.com/getstart/ [英文]
 ▽マイクロイメージウェブサイト「リファレンスマニュアル」
 http://www.microimages.com/refman/


STEP4「メーリングリストへ聞いてみる」
 メーリングリストに参加されたい方は、
 info@opengis.co.jp までご連絡ください。
 弊社からの対応は バグ対応と、新製品告知のみになります。


STEP5「テクニカルサポート」
 テクニカル・サポート・ユーザー専用 メールアドレス





############# このメールマガジンの配信について ################

このメールマガジンは、
年間テクニカル・サポートに加入されている、
ユーザーさまのみを対象としております。

基本的には、登録アカウント1つに対して
1ユーザーを配信対象としておりますが、
例えば、研究室の予算で加入された場合などは、
ご購入いただいた指導教官と、実際に TNTmips で作業を行う学生1名の、
計2ユーザーを対象として配信させていただきます。

1アカウントに対して合計3名以上の配信は行いません。
学生さん2名が同じくらい使用する場合は、
申し訳ありませんが、じゃんけん等で1人に決めてください。



また、テクニカル・サポートの期限を半年以上過ぎてしまった場合は、
メールマガジンの配信を停止させていただきます。

メールマガジンが配信されなくなった時は、
サポート期限が半年過ぎたとお考えください。



転勤、ドメイン変更などでメールアドレスが変わった場合は、
お手数ですが、弊社までご連絡ください。



テクニカル・サポート活用案内
>サービスその1:緊急なバグ情報はすぐにメール配信します。
>サービスその2:TNTmips に関するどんな質問にも TEL/e-mail/FAX で対応。
>サービスその3:対応は最優先で行います。
>サービスその4:専用FAX質問用紙をお送りします。
>サービスその5:週に1回メールマガジンを配信します。
>サービスその6:展示ブースへご来場の方には特製オリジナルグッズを進呈。
>サービスその7:サポート対応で FTP サイトを 50MB まで利用できます。
>サービスその8:メルマガ・バックナンバー・サイトも利用できます。
>サービスその9:現在計画中です...





============ おことわり =============

※OpenGIS Mail Magazine for T.S.Uでは、
 TNTmipsに関わる新しいニュースを、
 毎週金曜日に、皆さまへご提供させていただきます。

※このメールマガジンの転載・転送はご遠慮ください。

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