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値地図200000地図画像
インポート SML ver2010

 
最新 TNTmips をお使いの方に朗報です!

地図画像のインポートが TNTmips 2010 に対応しました。日本語対応から版の抽出まで機能が充実。特徴は次の8点です!!

 ○ 平成20年4月1日以降刊行の新図郭に対応
 ○ 本図と分図それぞれに1つのRVCファイル
 ○ 本図と分図のジオリファレンスの自動化
 ● CD まるごとインポート
 ● 図郭の外側を自動で透明化(延伸認識)
 ● メタデータには発行年月日記録
 ● オブジェクト(日本語)名/注釈も自動入力
 ● 各版ごとにカラーパレットを埋め込み

是非ご活用ください!

25k地図画像インポートSML(v2010)
50k地図画像インポートSML(v2010)
200k地図画像インポートSML(v7.4)



This Information was checked by Windows XP SP3
(TNTmips Pro 2008:74 / 2009 / 2010)
●1. ダウンロード
SML ファイルをダウンロード
●2. SML の実行
インポート SML を実行
●3. 表示
こんなことできます
●4. 技術情報
処理の解説





 

  ウ ン ロ ー ド


 まずは、インポート SML をダウンロードしてください。 



▼Download はこちら

下の SML アイコンをクリックしますと、RVC ファイルをダウンロードできます。 うまくいかない場合は、右クリックで、「対象をファイルに保存」を選択してください。

●平成20年4月1日以降刊行CD-ROM (世界測地系)

  topo200k_v20100430.sml (96KB)






 

 S M L の 実 行


 ダウンロードしました SML ファイルを実行すると、あとは必要なファイルや設定を指定すればインポート開始です。  実行前に必ず日本語の FONT 設定を行っておいてくださいね。



▼メインメニューから SML を実行

まずは、TNTmips を起動し、メインメニューより 「スクリプト」 > 「実行...」 を選択します。

 



▼SML スクリプト用のファイルを選択

<開くファイルを選択してください> ウィンドウが現れますので、ダウンロードしました SML スクリプト用のファイルを選択して、[OK] ボタンを押します。

 



▼ボタンが4つ登場

下のような4つのボタンが並ぶウィンドウが現れますので、そのうちの一番左のボタンをクリックしましょう。

 



▼Welcome ウィンドウ現る

ようこそ!! とメッセージが現れましたら、CD-ROM がセットされていることを確認しまして、[OK] ボタンを押します。

 



▼地形図の管理ファイルを選択

●平成20年4月1日以降刊行CD-ROM (世界測地系)

CD-ROM の DATA フォルダ内にあります、KANRI2KZ.CSV ファイルを選択して [OK] ボタンをクリックします。

 


▼作業用フォルダを指定

今度はインポートしたデータを保存するフォルダを指定して [OK] ボタンを押します。 各ファイル名は、自動的にメッシュコードが割り振られますのでご安心ください。

 



▼座標参照系の注意事項

●平成20年4月1日以降刊行CD-ROM (世界測地系)

KANRI2KZ.CSV を選ぶので世界測地系となり、UTM 投影法で、測地系が JGD2000 になります。



▼準備はいいですか?

あとは、[はい] ボタンを押すとインポートが始まります。 処理時間はマシンスペックにもよりますが、CD-ROM 1枚で、およそ30分程度かかりますので、今までの設定で問題ないようでしたら [はい] ボタンを押しましょう。

 



▼あとは待つだけ...

進行状況は、<ステータス> ウィンドウでわかります。

 



▼終了しました

インポートが終わりますと、メッセージが現れますので、[OK] ボタンを押して完了です。 おつかれさまでした。

 







 

  示 し て み る


 早速、インポートしたデータを表示してみましょう。  新しい SML ですと、各版ごとの切り替え表示も簡単にできます。



▼メイン > 表示 を選択!!

メインメニューより 「メイン」 > 「表示...」 を選択しましょう。

 



▼ラスタの追加 > シングルラスタ

<表示マネージャ> ウィンドウの [ラスタの追加...] ボタンを押して、[シングルラスタ...] を選択します。

 



▼すべてを追加 ボタンで一括選択

インポートを行った際に指定しました「作業用フォルダ」へ移動しましたら、<表示するオブジェクトを選択してください> ウィンドウの下側の [選択されました] 欄の左上にあります、[すべてを追加] ボタンを押しますと、その中のラスタがすべて選択されます。 あとは、[OK] ボタンを押すだけです。

 



▼表示するとこんな形

これで <表示グループ-表示ウィンドウ> には、選択した地図画像がレイヤ分けされながら、すべて表示されます。

 



▼四隅もきれいに繋がります

4つの図幅が隣接する場所を表示すると、このように、多少のズレがありますが、ほぼ綺麗に隣の図幅と繋がります。 しかもそれぞれ図郭線の外側を透明にしてますので、お互いの余白スペースが邪魔しません。

 



▼例えば、通常表示では...

またこんな表示も可能です。 通常はこのように沢山の色(版)が表示されますが...

 



▼コントロール を選ぶことで...

対象レイヤの凡例を右クリックしまして、[コントロール...] を選択しますと...

 



▼カラーパレットを変更することができます

<ラスタレイヤコントロール> ウィンドウが現れますので、[オブジェクト] タブへ移動しまして、カラーパレットを [カラーマップ] から別の版に切り替えます(版の割り当ては、数値地図によって異なります)。

 



▼褐版だと道路だけが...

[OK] ボタンを押すと、<表示グループ-表示ウィンドウ> が書き換わり、例えば褐版を選んだ場合には、道路だけが表示されます。 文字の裏側の道路もキチンと表現されていることにご注目ください。

 



▼文字なし版セットを選ぶと...

それぞれの版だけを表示するのもいいですが、実用的な表示方法として、このように文字表示だけを消してしまうといった事も可能ですので、いろいろと試してみてください。

 





 

  術 情 報


 SML プログラムが自動的に行っている処理について、具体的な内容をいくつかご紹介します。  カスタマイズの際にご参考ください。



▼透明処理

お互いの図幅同士を綺麗につなげるために、図郭線の外側を透明化する処理を行っています。 ただ、8方位すべてを透明化するのではなく、陸地の飛び出し部のような延伸のあるなしで透明化したり、しなかったりを取捨選択しています。




▼延伸処理

海沿いの地域や離島などの地図では、紙面をギリギリまで有効活用するために、図郭線を延長する「延伸」という処理をします。 数値地図の地図画像も紙の地図と同じように、範囲外ではあるもののできる限り効率よく、1枚の地図に収めるため延伸を行っています。 平成20年4月1日以降刊行CD-ROMの新図郭地形図の管理ファイルには、どの方向に延伸しているかという情報が記録されておりますが、旧図郭地形図の管理ファイルには、この延伸情報(延伸フラグ)がありませんので、この SML ではこの延伸情報を SML 内に埋め込み、自動的に延伸している箇所は透明化をせず、そのまま残しています。

 



▼分図の処理

平成20年4月1日以降刊行CD-ROMの新図郭地形図の管理ファイルには、本図・分図フラグが記録されております。この SML では本図・分図フラグを用いて、分図のジオリファレンスを自動化しました。小笠原諸島を例にすると、赤枠で囲まれた7個の分図が自動でジオリファレンスされます。

 



▼図郭線の直線近似

地図画像の端を意味する図郭線は、単純に4隅の点を結ぶことで、生成されそうですが、実は、そううまくはいきません。 投影法の関係で、UTM 座標系では、lat / lon 軸そのものが曲がった形で、表現されるからです。 そのためこのインポート SML では、4隅以外に北側3ポイント、南側3ポイント、合計6ポイントの中間点を計算し、図郭線を生成することで、この曲線を近似しています。




▼メタデータの扱い

各地図画像には、地図の発行年月日がメタデータとして記録されています。 <表示グループ-表示ウィンドウ> の凡例を右クリックして、[メタデータの表示...] を選択すると...

 



▼発行年月日の情報が現れます!!

このように、発行年月日の情報を確認することができます。

 





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2010.05.10 更新

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