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値地図 5m 標高 SML
す う ち ち ず 5 m ひ ょ う こ う エ ス エ ム エ ル

 
2003年6月1日に刊行しました、国土地理院発行の 数値地図 5m メッシュ(標高)データ。

このデータを TNTmips/lite 用 RVC ファイルへ変換するコンバータを作成しました。
 もちろん、水域コード(-9999)を 0 に置き換えたり、ヌル(Null)値にしたりという変換や、複数ファイルを一度に読み込む機能もあります。
 これでまた、GIS の世界が広がりますね。

50m DEM コンバート SML
250m DEM コンバート SML
北海道地図 10m DEM コンバート SML
平面直角(19)座標系の使い方



This Information was checked by Windows XP & TNTmips 6.8
●1. ダウンロード
SML をダウンロード
●2. コンバート
SML を実行してコンバート
●3. 特徴・裏技
リストファイルで一括コンバート





 

  ウ ン ロ ー ド


 数値地図 5m メッシュ[標高] データを変換するには、変換用ツールをダウンロードする必要があります  



▼DEM コンバート SMLのダウンロード

ロッピーマークをクリックしますと、SML ファイルがダウンロードできます。 どこか適当な場所(例えば デスクトップとか...)に置いておきましょう。

  dem5_v10.sml  (約0.1MB)


数値地図 5m メッシュ(標高)データを HDD へコピーして使う場合は Data フォルダと Header フォルダを同じ場所に置いてください。



▼projsys.usr のダウンロード(ver6.8 以前の方)

ver6.8 以前の TNTmips/lite をお使いの場合は、平面直角座標系で Japan Geodetic Datum 2000 の測地系設定ができませんので、下のフロッピーマークを右クリックし、projsys.usr ファイルをダウンロードしてください(ファイルの中身が開いてしまったら、再度右クリックで「対象をファイルに保存」)

は、TNTmips のインストールフォルダ(例えば C:\Program Files\MicroImages\TNT_68\ とか...)に置いておきましょう。詳しくは、平面直角(19)座標系の使い方!! サイトをご覧ください。TNTmips の再起動も忘れずに...

  projsys.usr  (30KB)






 

  ン バ ー ト


 ダウンロードした SML を実行すると、プログラムが必要な情報を自動的に聞いてきます  入力ファイル名や出力ファイル名を指定したらあとは待つだけ... とっても簡単です



▼Process/S M L/Run... を選択

TNTmips を起動しましたら、メインメニューより Process/S M L/Run... を選択します。 すると Select Files ウィンドウが現れます。

 



▼SML ファイルを読み込む

Select Files ウィンドウが現れましたら、ダウンロードしました dem5_v10.sml ファイルを選択して OK ボタンを押します。 

ダ階層間の移動には、右上にあります Go To ボタンや、Up One Level ボタンを使うのが便利です。

 



▼左のボタンを押せば実行!!

一番左端のボタンを押して、「平面直角座標系」モードで実行してください。左から2番目の実行ボタンは「緯度経度座標系」モードですが、平面投影ではありませんので、モザイクなどを行うと断裂します。モザイクを行う場合は、必ず「平面直角座標系」モードをお選びください。

 



▼タイトル画面

Welcome ウィンドウが現れますので、中身をよく読み OK ボタンを押しましょう。ver6.8 以前の TNTmips をお使いの方は、projsys.usr のセットも済んでいるか、ご確認ください。

 



▼lem ファイルを選択

コンバートするデータファイル(拡張子 .lem )をひとつ選択して、OK ボタンをクリックします。

 



▼出力用ファイルを選択

と同じようなウィンドウが現れますが、今度は出力ファイルの指定です。ファイルを保存する場所まで移動して、右上の New File ボタンを押し、ファイル名を入力します。入力できましたら OK ボタンを押しましょう。

 



▼海コードの対応を選択

は海コード(元々は -9999)をどう扱うか選択することができます。標高 0m に置き換えるか、-9999 のままにして無意味な値であるヌル(Null)値とするか... どちらかをお選びください。 詳しくは、●3. の解説をご覧ください。

 



▼平面直角座標系のゾーンを選択

、このコンバータはデータの四隅に GCP を与えて自動的にジオリファレンス(ジオコード)を行いますが、その座標系の定義を指定します。とくに、このデータは世界測地系の座標で提供されておりますので、ver6.8 をお使いの方は、System: 欄に JGD2000_19_** をお選びください。各ゾーンは、データによって異なりますので、弊社のポスター (PDF 1.4MB) などを参照しながらご確認ください(埼玉南部の場合は IX 系となります)。TNTmips ver6.7, 6.6 をお使いの方は、Japan Geodetic Datum 2000 を利用できませんので、座標系を定義しない Unspecified_19_** をお使いください。

選 択 す る S y s t e m
 ver6.8 : JGD2000_19_I 〜 JGD2000_19_XIX 
 ver6.6, 6.7: Unspecified_19_I 〜 Unspecified_19_XIX .


 



▼準備は OK ?

準備は完了です。 Yes ボタンを押すと処理が始まります。

 



▼インポート完了

ートが終了しますと。このようなウィンドウが現れます。おつかれさまでした。

 





 

  ー タ の 特 徴 ・ 裏 技


 ちゃんと 5m DEM データがコンバートされたかどうか、確認してみましょう。 それと、複数ファイルの一括コンバート裏技をお教えしますね。



▼Display 機能を選択!!

ートしたデータを表示するには、メインメニューより Display/Spatial Data... を選択後、New 2D Group ボタンをクリックします。 すると下のように Controls ウィンドウと View ウィンドウのペアが画面上に現れます。

 



▼Controls ウィンドウで Add Layer(s) ボタンをクリック

Controls ウィンドウにずらっと並んだボタンの中から Add Layer(s)ボタンをクリックしましょう。


 



▼出力データを選択

ァイルの場所までたどり着き、RVC ファイルの中をダブルクリックで開きましょう。中には lem******* という名前のデータがあります。これが変換された DEM データです。名前のところをさらにダブルクリックして、右側の Selections 欄に移動させたら、OK ボタンを押しましょう。

 



▼これで表示完了!!

ですか。 え、下のように表示されない? 何も設定していないとおそらくモノクロ表示になりますが、こまかな色の調整を行うと、このように綺麗に表示されます。 是非、陰影表示や色づけ表示のテクニックを学んで、美しく表示してみてください。

 



▼海のコードとは?

図 5m メッシュ[標高] の DEM データは、海や川など、100平米以上の水域面積を持つ部分には特別な -9999 というコードが割り振られています。

 



▼そのままでは巨大な崖

-9999 という値をそのまま標高値だとしてしまうと、海岸線には高さ約1km もの巨大な崖ができてしまいます。そこで、今回のコンバータは、-9999 という値を 0 にする機能と、データ上無意味な値である Null 値として定義する2種類の方法を選択可能です。

 



▼一括コンバートの裏技とは?

て、話はどんどん変わりますが、この SML では、複数データを一括してコンバートできます。

てもどちらかというと裏技的な方法ですので、分かりにくいのですが、読み込むべきファイルとしてリストファイルを指定すると、自動的にリストの中のファイル情報を読みながら、複数ファイルのコンバート処理をはじめます。

ストファイルとは何かですが、次の2つの条件を備えたテキストファイルのことです。

 ・拡張子が lst
 ・1行に1つのファイル名が記載されている

このような形式のファイルです。

09kd263.lem
09kd334.lem
09kd341.lem
09kd342.lem
09kd343.lem
09kd344.lem



作成は手入力でも勿論かまいませんが、次のコマンドを使うと便利です。


【MacOSX コンソールの場合】
ls -al | grep .lem | awk '{print $9}' > ~user/test.lst

 


【DOS コマンドプロンプトの場合】
DIR /B *.lem > c:\test.lst

 



▼これが リストファイルです!!

れたリストファイルをエディタで見てみるとこのようなかんじです。 参考までに、「埼玉南部(平成15年)」「東京都区部(平成15年)」CD-ROM のリストファイルをダウンロードできます。

  SaitamaNambu.lst  (3KB)

  TokyoTokubu.lst  (3KB)


 



▼リストファイルをどう使うの?

ート SML を実行してから読み込む .lem ファイルを指定するウィンドウのところでリストファイルを指定すると、プログラムが自動的に複数ファイル変換モードに切り替わります。

、デフォルトは拡張子が .lem のファイルしか見れないようになっていますので、ウィンドウ下にある Files of Type:欄を All に切り替える必要があります。

 



▼今度はディレクトリ指定

ファイルが自動認識されると、通常出力ファイルの指定ウィンドウが現れてくるところに、読み込むデータの場所を指定するディレクトリ指定ウィンドウが現れます。

CD-ROM の中の、データが含まれているディレクトリを選択して OK ボタンをクリックしましょう。

ら先は、通常のコンバート作業と同じです。どうですか、ちゃんと複数ファイルを変換しましたか?

 



▼複数データを表示すると

のデータだと、どうしても範囲が狭いので迫力ありませんが、複数データをつなぎ合わせればやっぱり見栄えが違いますね。是非とも、CD-ROM まるごと変換機能をお試しください。

 






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2004.03.12 更新

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