Subject: [ts-mag:00119] OpenGIS Mail Magazine for T.S.U 【第 324号】
    Date: Sat, 17 Nov 2007 08:59:15 +0900
    From: WAZA Toshihiko


OpenGIS Mail Magazine for Technical Support Users     2007/11/09
Keywords: OpenGIS,TNTmips,Strike,Dip Angle,SML,Geology,Snapshot

オープンGIS
テクニカル・サポート専用メールマガジン

第324号「 地 層 の 走 向 ・ 傾 斜 を 求 め る S M L 」
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                       株式会社 オープンGIS



今週は、地質学に関係したSMLをご紹介します。

標高ラスタを使って、ユーザが地表で与えた3点から、それらを通る平
面の走向と傾斜角を求めるSMLです。

☆ 走向・傾斜とは(参考)
 http://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/chishitsuchosa.htm


・・・


使用するSMLは、マイクロイメージのサイトからダウンロードできま
す。
 http://www.microimages.com/downloads/tool¯o.htm

この中の"Strike/Dip" が今回ご紹介するSMLです。

"StrikeDipTool.sml" と"beddingStrikeDip.qry"の2つをダウンロード
して、同じフォルダに格納します。

なお、最近本スクリプトは書き直され、v73以降での対応になります。


1.まず、スクリプトを設定します。

▼ TNTmips を起動します。

▼「メイン」から「表示...」を選びます。

▼ 表示ウィンドウを表示します。<表示マネージャ>ウィンドウの「表
示」メニューから「新規作成」>「空の2次元」を選びました。

 


▼<表示ウィンドウ>の「オプション」メニューから「スクリプト」>
「ツールスクリプト...」を選びます。

 


▼ [追加...] ボタンを押します。

 


▼ ダウンロードした"StrikeDipTool.sml" を選択します。

 


▼<ツールスクリプト プロパティ>ウィンドウが出ます。吹き出しの名
前を入力します。[OK] ボタンを押します。

 


▼ そのまま[OK} ボタンを押します。

 


表示ウィンドウのツールバーに、今回のツールスクリプトのアイコンボ
タンが追加されました。これで準備完了です。

 


2.では、使ってみましょう。

▼ 実行する前に、標高ラスタを表示します。

 

今回は、地形が分かるよう、陰影表示にしました。場所は、富士山です。
国土地理院の「数値地図50mメッシュ(標高)」データを使用しました。


▼ では、実行します。先ほどのアイコンボタンを押します。


▼「"StrikeDipVector"用のベクタオブジェクトを選択してください」と
出ますので、RVCファイルおよびオブジェクト名を与えます。

 


▼ 同様に「"OutcropPVector"用のベクタオブジェクトを選択してくださ
い」と出ますので、RVCファイルおよびオブジェクト名を与えます。

 


▼ 今指定したベクタが標高ラスタの上にセットされます。新たなウィン
ドウも2つ表示されます。

 


▼ 火口の北東の斜面に、ある地層の露頭が3箇所あるとして、3点入力
します。

 


▼ [適用] ボタンを押します。計算が始まります。

 


▼ 3点が決める平面と地表面との交線が表示され、別のウィンドウには
その平面の走向・傾斜が表示されます。

 

走向および傾斜の方角は、北から時計回りに測った角度です(0-360度)。
今の場合、走向(平面と水平面の交差する線の角度)は315度と計算されて
います。ラインの方向ですから、本来は180度引いて135度になります。
傾斜は30度と計算されました。


▼ [Accept] ボタンを押すと、面が走向傾斜の記号で表示されます。

 


火口の周囲の4箇所で実行しました。放射状に外に向かって傾斜してい
ます。合っていますね。

 

終了したい時は、表示マネージャを終了してください。

最初に指定した2種類のオブジェクトですが、

・"StrikeDipVector"ベクタは、走向傾斜のポイントデータです。
・"OutcropPVector"ベクタには、地表面と交わるラインが自動保存され
ています。

 







□■Tips□■
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画面のスナップショット(キャプチャー)を録るには、Windows であれば、
キーボードの右上にある [Print Screen] キーを押して、[スタート] ボ
タンから「すべてのプログラム」>「アクセサリ」>「ペイント」を起
動します。貼り付けをすると、画面が貼り付けられます。

保存形式としては、"24ビット ビットマップ(BMP)"の他、データサイズ
の小さい"PNG" や"JPEG" などを選ぶことができます。

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エラー・バグ・トラブル
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メルマガ【第322号】で報告しました、走向・傾斜を計算するSMLのエ
ラーが修正されました。

StrikeDipTool.sml
 http://www.microimages.com/sml/StrikeDipTool.htm

1)緯度経度のDEMラスタでは正しく実行しない。
【エラー番号】15013E - StrikeDipTool script doesn't work with DEM 
in geographic CRS. 

2)v73 で、走向・傾斜の値が0になる。
【エラー番号】15014E - StrikeDip tool script: values in numeric 
fields not set in dialog when apply. 

3)v72 で3点の追加を行うと、クラッシュする。マイクロイメージで
は再現していません。

2007年11月7日以降の2007:73 をお使いください。

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機能要求
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● 画像分類で、トレーニングセットをソースポリゴンから作成する際、
ラスタ集計のような「部分的に含む、完全に含む」などのオプションが
ほしい。

【機能要求番号】crr15045N - Raster Classification: Training Set 
from source polygon, add option to specify completely/partially 
inside

+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +





■■■■■■■ 現 在 の T N T m i p s の 価 格 ■■■■■■


・TNTmips シングルライセンス 	890,400円(送料・税込)
・TNTedit シングルライセンス 	537,600円(送料・税込)
・TNTview シングルライセンス  	 81,900円(送料・税込)

・TNTmips 年間バージョンアップ(年1回分) 147,000円(税込)
・OpenGIS 年間テクニカルサポート         94,500円(税込)

※昨今の円高で価格が若干下がっています。お問い合わせください。

◇ HASP-USB キーへの交換		19,950円(税込)
http://www.opengis.co.jp/htm/catalog/tntinfo/tntinfo_fixed_license.htm
※交換に際して、お持ちのTNT製品が最近のバージョンである必要があり
ます。


◆ 特別アカデミックライセンス(SAL)のご紹介
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<買取>と<レンタル>の2種類があります。


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	(プログラム及びサンプルデータCD付き)

	<目次>
	1.空間データの表示
		2次元データの表示
		3次元鳥瞰図の作成
	2.衛星データの取り込み
	3.ジオリファレンス
		地図画像への座標情報付与
		衛星画像への座標情報付与
	4.GPSデータの取り込み
	5.標高データの解析
		陰影図の作成
		断面図の作成
		勾配・斜面方位の演算

 http://www.opengis.co.jp/htm/info/book.htm


☆ 新たな項目を追加して、V73 用に改訂中です。

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困ったときの問題解決フローチャート

▼STEP1「ウェブサイトで検索してみる」
▼STEP2「ウェブサイトにある情報を眺めてみる」
▼STEP3「ドキュメントを読んでみる」
▼STEP4「メーリングリストへ聞いてみる」
▼STEP5「テクニカルサポート」



STEP1 「ウェブ検索テクニック」
 ▽オープンGIS検索システム
 http://www.opengis.co.jp/htm/namazu.cgi
 ▽メールマガジン検索システム
 http://www.opengis.co.jp/mail_mag/namazu.cgi
 ▽マイクロイメージ検索サイト
 http://www.microimages.com/search/
 ▽Google 検索
 http://www.google.co.jp/
 とくに、and検索(キーワードの間に空白)、not検索(キーワードの前に
 - や not を入れる)、とは検索(キーワードの後ろに "とは" をつける)
 を使いこなすと、便利です!


STEP2 「ウェブサイトの有用な情報源」
 ▽オープンGIS ウェブサイト「基本操作」
 http://www.opengis.co.jp/htm/basic/title.htm [日本語]
 ▽オープンGIS ウェブサイト「メニュー解説(Flash)」
 http://www.opengis.co.jp/flash/index.htm [日本語]
 ▽オープンGIS ウェブサイト「SML スクリプトの解説」
 http://www.opengis.co.jp/sml/sml_index.htm [日本語]
 ▽オープンGIS ウェブサイト「作業で必要となる情報を集約したポスター類」
 http://www.opengis.co.jp/htm/gallery/index.htm [日本語]
 ▽オープンGIS ウェブサイト「メルマガバックナンバー」
 http://www.opengis.co.jp/mail_mag/index.htm [日本語]


STEP3 「ドキュメントを読んでみる」
 ▽オープンGIS ウェブサイト「その他ドキュメント一覧ページ」
 http://www.opengis.co.jp/htm/documents.htm [日本語]
 ▽オープンGIS ウェブサイト「チュートリアルテキスト&リモセンテキスト」
 http://www.opengis.co.jp/htm/info/book.htm [日本語]
 ▽マイクロイメージウェブサイト「ワンポイントテクニック集」
 http://www.microimages.com/didyouknow/ [英文]
 ▽マイクロイメージウェブサイト「TNT入門(Getting Started)」
 http://www.opengis.co.jp/htm/getstart/getstart.htm [日本語]
 http://www.microimages.com/getstart/ [英文]
 ▽マイクロイメージウェブサイト「リファレンスマニュアル」
 http://www.microimages.com/refman/


STEP4「メーリングリストへ聞いてみる」
 メーリングリストに参加されたい方は、
 info@opengis.co.jp までご連絡ください。
 弊社からの対応は バグ対応と、新製品告知のみになります。


STEP5「テクニカルサポート」
 テクニカルサポート・ユーザー専用 メールアドレス





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年間テクニカル・サポートに加入されている、
ユーザーさまのみを対象としております。

基本的には、登録アカウント1つに対して
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例えば、研究室の予算で加入された場合などは、
ご購入いただいた指導教官と、実際に TNTmips で作業を行う学生1名の、
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学生さん2名が同じくらい使用する場合は、
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サポート期限が3ヶ月過ぎたとお考えください。

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>サービスその2:TNTmips に関するどんな質問にも TEL/e-mail/FAX で
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>サービスその3:対応は最優先で行います。
>サービスその4:専用FAX質問用紙をお送りします。
>サービスその5:週に1回メールマガジンを配信します。
>サービスその6:展示ブースへご来場の方には特製オリジナルグッズを
進呈。
>サービスその7:サポート対応で FTP サイトを 5 GB まで利用できま
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>サービスその9:FTP サイトを 5 GB に拡張しました...
>サービスその10:現在計画中です...


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