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盤地図情報GML形式
数値標高モデル
インポート SML ver2010

 
国土地理院発行の 基盤地図情報 (数値標高モデル) JPGIS 2.0 (GML) 形式 データ。

5m、10m、50m、250mの各メッシュ(標高)を、TNTmips で利用できる RVC 形式へのインポートが TNTmips 2010 に対応しました。

どうぞ新しい SML をご活用ください。






基盤地図情報GML形式
数値標高モデル インポート SML (V2009)




This Information was checked by Windows XP SP3
(TNTmips Pro 2008:74 / 2009 / 2010)
●1. ダウンロード
SML をダウンロード
●2. インポート
SML を実行してインポート
●3. 特徴・裏技
リストファイルで一括インポート





 

  ウ ン ロ ー ド


 基盤地図情報 (数値標高モデル) JPGIS 2.0 (GML) 形式 データをインポートするには、インポート SML をダウンロードする必要があります。




▼DEM インポート SMLのダウンロード

下の SML アイコンをクリックしますと、SML ファイルがダウンロードできます。 うまくいかない場合は、右クリックで、「対象をファイルに保存」を選択してください。

●5m メッシュ用
  kiban_dem5_v20100422.sml (10KB)

●10m メッシュ用
  kiban_dem10_v20100422.sml (10KB)

●50m メッシュ用
  kiban_dem50_v20100422.sml (10KB)

●250m メッシュ用
  kiban_dem250_v20100422.sml (10KB)






 

  ン ポ ー ト


 ダウンロードした SML を実行すると、プログラムが必要な情報を自動的に聞いてきます  入力ファイル名や出力フォルダ名を指定したらあとは待つだけ... とっても簡単です



▼メインメニューから SML を実行

TNTmips を起動しましたら、メインメニューより 「スクリプト」 > 「実行...」 を選択します。

 



▼SML ファイルを読み込む

<開くファイルを選択してください> ウィンドウが現れますので、ダウンロードしました SML スクリプト用のファイルを選択して、[OK] ボタンを押します。 

 



▼タイトル画面

最初に Welcome ウィンドウが現れますので [OK] ボタンを押します。

 



▼XML ファイルを選択

次に、インポートするデータファイル(拡張子 .XML )を1つ選択して、[OK] ボタンを押します。

 



▼保存先フォルダを指定

先ほどと同じようなウィンドウが現れますが、今度は保存先フォルダの指定です。ファイルを保存する場所まで移動して、左上の [新規フォルダ...] ボタンを押し、フォルダ名を入力します。入力できましたら [OK] ボタンを押します。ファイル名とオブジェクト名には地物 ID が自動で割り当てられます。

 



▼海コードの対応

この SML では海コード(元々は -9999)をデータ上無意味な値であるヌル(Null)値とします。 詳しくは、●3. の解説をご覧ください。



▼準備は OK ?

これで準備は完了です。 [はい] ボタンを押すと処理が始まります。

 



▼インポート完了

インポートが終了しますと。このようなウィンドウが現れます。おつかれさまでした。

 





 

  ー タ の 特 徴 ・ 裏 技


 ちゃんと 基盤地図情報 (数値標高モデル) データがインポートされたかどうか、確認してみましょう。 それと、複数ファイルの一括インポートの裏技を紹介します。



▼メイン > 表示 を選択!!

インポートしたデータを表示するには、メインメニューより 「メイン」 > 「表示...」 を選択します。

 



▼ラスタの追加 > シングルラスタ

<表示マネージャ> ウィンドウの [ラスタの追加...] ボタンを押して、[シングルラスタ...] を選択します。

 



▼出力データを選択

出力ファイルの場所までたどり着き、RVC ファイルの中をダブルクリックで開きましょう。中には出力ファイルと同じ名前のオブジェクトがあります。これがインポートされた DEM データです。名前のところをさらにダブルクリックして、下側の [選択されました] 欄に追加したら、[OK] ボタンを押しましょう。

 



▼これで表示完了!!

いかがですか? 色合いや陰影表示など細かな調整はマニュアルを見ながら各自行ってください。 うまく表示されない場合は、再度インポートをしてみてください。

 



▼海のコードとは?

基盤地図情報 (数値標高モデル) の DEM データは、海の部分だけ特別な -9999 というコードが割り振られています。

 



▼そのままでは巨大な崖

-9999 という値をそのまま標高値だとしてしまうと、海岸線には高さ約1km もの巨大な崖ができてしまいます。そこで、今回のインポータは、-9999 という値をデータ上無意味な値であるヌル(Null)値とします。

 



▼一括インポートの裏技とは?

複数データの一括インポート機能といってもどちらかというと裏技的な方法ですので、分かりにくいのですが、読み込むべきファイルとしてリストファイルを指定すると、自動的にリストの中のファイル情報を読みながら、複数ファイルのインポート処理をはじめます。

まずリストファイルとは何かですが、次の2つの条件を備えたテキストファイルのことです。

 ・拡張子が xml
 ・1行に1つのファイル名がフルパスで記載されている

つまりこのような形式のファイルです。

C:/FG-GML-3624a-DEM10B/FG-GML-3624-20-dem10b-20090201.xml
C:/FG-GML-3624a-DEM10B/FG-GML-3624-30-dem10b-20090201.xml
C:/FG-GML-3624a-DEM10B/FG-GML-3624-31-dem10b-20090201.xml


リスト作成は手入力でも勿論かまいませんが、次のコマンドを使うと便利です。


【DOS コマンドプロンプトの場合】

DIR /B/S *.XML > C:\test.lst






▼これが リストファイルです!!

作成されたリストファイルをワードパッドで開いてみるとこのようなかんじです。
DOS コマンドプロンプトの場合、作成されたリストの\を/へ置換してください。

 



▼リストファイルをどう使うの?

インポート SML を実行してから、インポートする XML ファイルを指定するウィンドウのところでリストファイルを指定すると、プログラムが自動的に複数ファイルインポートモードに切り替わります。

 


ここから先は、通常のインポート作業と同じです。どうですか、ちゃんと複数ファイルをインポートできましたか?



▼複数データを表示すると

1図幅のデータだと、どうしても範囲が狭いので迫力ありませんが、複数データをつなぎ合わせればやっぱり見栄えが違いますね。

 



▼メタデータの扱い

各図幅には、地物の整備完了日、地図情報レベル、DEM 種別、メッシュ番号がメタデータとして記録されています。 <表示グループ-表示ウィンドウ> の凡例を右クリックして、[メタデータの表示...] を選択すると...

 



▼整備完了日などの情報が現れます!!

このように、地物の各種情報を確認することができます。

 








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2010.04.28 更新

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