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値地図25K行政界/海岸線SML
す う ち ち ず 25000 ぎょうせいかい/かいがんせん エ ス エ ム エ ル


さあ、また新しい SML の登場です。

 都道府県の境界線など、行政界のベクタデータがあるといろいろなことに利用できて便利ですが、今までは一度 shape ファイルなどに変換してから TNTmips に取り込んでいた方も多いと思います。

 しかし、ついに直接、数値地図25000 行政界・海岸線 ベクタデータを読み込むことができるようになりました。

 これで TNTmips が白地図帳ソフトに早変わり。





数値地図25K地図画像用SMLはこちら



本ページ作成時の環境は Windows Me(TNTmips 6.5)

このページ内の 目 次
@ダウンロード
 SML をダウンロードします
A実行
 数値地図CD-ROM からインポート
B後処理解説
 必要に応じてマージ処理





 

 S M L の ダ ウ ン ロ ー ド


 とにかく SML をダウンロードしなければ話になりません。 それほど大きいファイルではないのであっという間に終わるでしょう
 



▼ver6.4(+ patch) とver6.5 以降で対応

 作業を始める前に注意点をひとつだけ。

 TNTmips の SML は、日本語テキストファイルのインポートが ver6.4 のパッチ追加版より可能となりました。それ以前の TNTmips をお使いの方は申し訳ありませんが使用できませんのでご了承ください。

 ただ TNTlite【教育・小作業用フリー版】でも使用できますので(生成されるライン数などの制限内に限りますが...)それほどデータ量が大きくないのであれば、lite 版を使用されてもかまいません。



▼いざ Download

 この GSIbound_v10.sml は 国土地理院発行の数値地図25000(行政界・海岸線)データよりベクタ情報を読み込み、インポートしたベクタデータを自動的にジオリファレンスし、20万分の1 図幅内のすべてをマージして出力します。

 ゆくゆくはここに、日本全国をすべて自動的にインポートしマージする SML を公開する予定です。


  GSIbound_v11.sml  <<<<< ダウンロードできます (SMLファイル:8KB)





 

 S M L の 実 行


 あとは SML を実行するだけ。 必要な情報を TNTmips が聞いてきますので、入力ファイルと出力ファイルを指定すれば 約15分待つだけなのです。



▼SML アイコンを Click !!

 ダウンロードした SML ファイルをダブルクリックします。
 これだけで SML が自動的に実行されるはずですが、うまくいかない場合はファイルの関連付けが異なっている可能性があります。その場合はこちらを御覧ください。
 



▼Import する DATA ファイルを選択

 TNTmips が起動し、Select File ウィンドウが現れます。どこか見にくい場所に隠れているかもしれませんので、見つからない方はよく探してみてください。
 ここでは入力する数値地図25000【行政界・海岸線】のデータファイル( .mby ファイル)を選択します。
 



▼生成する RVC ファイルを作成

 次にやはり、またもや Select File ウィンドウが現れますが、今度はデータを保存するプロジェクトファイル( RVC ファイル)を選択します。
 右上の New File... ボタンアイコン を押してください。
 



▼RVC ファイルの名前入力はこんなかんじ

 横に細長い New File ウィンドウが現れますので適当な名前を入力しましょう。例えば東京の図幅であれば、tokyo と入力して OK ボタンを押します。
 



▼Console 画面で処理が動いていること確認

 あとは、自動的に処理を始めます。処理中はコンソールウィンドウの中に2次メッシュ(1/2.5万)図幅名が現れます。
 



▼Finished で終了

 約15分ほど( 使用マシン PentiamIII 800MHz の場合)待ちますと処理が終了し、このようなウィンドウが現れます。
 おつかれさまでした。これで SML 処理は終了です。
 





 

 後 処 理 に つ い て の 解 説


 無事 SML が終了したもののどう扱ってよいのやら... そんなあなたにちょっとした解説です。



▼生成されたものは?

 SML を実行すると、結果として最大4種類のベクタオブジェクトが生成されます。
 さらに2次メッシュごとの小さなベクタオブジェクトと1次メッシュ内をマージした大きなベクタオブジェクトの2タイプがありますので必要に応じて使い分けてください。

【2次メッシュごとのベクタオブジェクト名】
 ●Admini_xx :都府県以外の行政界
 ●Coast_xx :海岸線
 ●TOFUKEN_xx :都府県行政界
 ●Water_xx :河川・湖沼境界

【1次メッシュ内マージ済みのベクタオブジェクト名】
 ●MERGE_Axxxx :都府県以外の行政界
 ●MERGE_Cxxxx :海岸線
 ●MERGE_Txxxx :都府県行政界
 ●MERGE_Wxxxx :河川・湖沼境界

 



▼必要なものを組み合わせて MERGE します。

 このままでは、線は引けますが都道府県などの大きなポリゴンを生成してはいません。となりあった図幅どうし、また海岸線と都府県境界といった組み合わせでマージして自分の使用したいデータを生成する必要があります。
 作業としては簡単ですので、ちょこっと紹介しましょう。

1) TNTmips を起動し、メインメニューより Pross/Vector/Merge... を選択します。

2) すると、Vector Merge ウィンドウが現れますので Select ボタンを押してマージするベクターを複数指定します。Output Projection で 投影法を指定。Projection を Lat/Lon、Datum を Tokyo - Japan にするのが良いと思います。

3) あとは Run... ボタンを押して出力ファイルを指定。

 これで終わりです。ちゃんと生成されているか Spatial Data Display で確認してみましょう。





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2004.8.30更新

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