抜き出しによる分割

2013年5月、抜き出しのコマンドが改良・改善されました(TNTmips Pro v2013以降でサポート)。 ・ライン属性が落ちることなく分割されます。 ・分割後もリレート関係が保持されます。 ・ユニオンの実行は不要です。 以下、使用方法を解説します。 ▼メニューより[各種図形]>[Extract from]>[ベクタ]を選びます。 ▼[選択]ボタンを押して、分割される側のべクタオブジェクトを選びます。 ▼[要素]パネルのライン、ポリゴンはともに"すべて"のままです。 ▼[範囲]パネルの[全体]の横のボタンを押し、"Separate by Polygons"を選びます。 ▽オブジェクト選択ウィンドウが出ますので、分割する側のベクタオブジェクトを選択します。 ▽さらにウィンドウが出ます。分割に使用する属性フィールドを選びます。 ▼[クリップ境界を生成]をクリックしてONにします。 ▼[分離度]パネルの"Name by"はそのまま。 前付文字、後付文字に希望する文字を入れます。指定しなくてもかまいません。 ▼[output to separate files]にチェックを入れます。 これにより、分割される1つ1つのベクタオブジェクトが別々のRVCファイルに出力されます。 その際、RVCファイル名はオブジェクト名と同じになります。 ▼念のため、[重複レコードを消去]にチェックを入れておいてください。 ▼最後に[実行]ボタンを押します。 ▼出力先フォルダーを聞かれますので、指定してください。 入力オブジェクトが外部のスタイルオブジェクトを参照している場合は、 そのスタイルオブジェクトを出力フォルダーの近くに置くのがよいでしょう。 (例えば、出力フォルダーと同レベルの場所にコピーしておく) 2013.9.11 (株)オープンGIS